ヤハ
◆ヤハ
宝光の直轄区連隊長。守護者。ノームと契約している。
孤児として育つ。男性ながら女性と見間違うほどの美しさを幼少時から持っていた。
その美貌は生きぬく道具として、計画的に使われてきた。
男女問わずあらゆる者を虜にして、地位や加護を得て、孤児院暮らしから脱出。
よりよい生活レベルを求めて封印騎士団に入団した。
騎士団内での順調な出世は、剣の腕以上に「体」のおかげと噂されている。
契約後、彼の美貌はますます磨かれ、人間達の理性を失わせるにたやすくなる。
しかし、肝心の体は「快感」を受け付けなくなってしまった。それが契約の代償だった。
理性を失った人間たちに群がれ、
恐怖と苦痛以外の何者でもない行為を強要される毎日を生きている。